
こんにちは、Osumirin House Blogのkakuです。住友林業で家を建てると決めたとき、正直、心のどこかで「本当に後悔しないか?」という不安がありました。
住友林業は、正直言って高い。他のハウスメーカーと比べても、決して安い選択ではありません。
だからこそ、私たちは何度も何度も迷い、悩みました。それでも今、建築中の我が家を見ながら、「この選択をしてよかった」と、心から思えています。
この記事では、住友林業を選ぶまでに感じた不安や葛藤、そして今、建築中に感じているリアルな気持ちをお伝えします。
これから住友林業で家づくりを考えているあなたに、少しでも参考になれば嬉しいです。
住友林業は高い。だからこそ悩んだ
住友林業の家を初めて展示場で見たとき、私たちはその木の温もりや上質な空間に一目惚れしました。
しかし同時に、正直、心のどこかで「やっぱり高いな……」という気持ちも芽生えました。
「この金額、自分たちは本当に払えるのだろうか?」
「予算オーバーになったらどうしよう?」
何度もそんな不安が頭をよぎりました。
一生に一度の家づくり。だからこそ、勢いで決めるわけにはいかず、住友林業に決めるまでには、本当にたくさんの時間をかけて悩みました。
価格の不安
住友林業の見積もりは、正直、他社と比較しても高額でした。ハウスメーカーを比較していると「この仕様でこの価格??」と驚くような会社もあり、「やっぱりコスパ重視にすべきなのかも…」と何度も揺れました。
実際、私たちも住友林業を含めて4社を比較検討しました。その時に感じた他社との違いや住友林業の魅力については、別の記事でも詳しくまとめていますので、もし興味があればぜひこちらも読んでみてください。
🏡 【比較して分かった】住友林業の注文住宅が選ばれる3つの理由と他社との違い
住宅ローンの支払いも現実問題としてのしかかりますし、「ローン返済中に生活が苦しくなったらどうしよう」「将来の教育資金や老後の資金は大丈夫かな」そんな不安が次々と湧き上がり、なかなか前に進めませんでした。
理想と現実のギャップに揺れた日々
私たちが思い描いていたのは「自然を感じながら、家族みんなが心地よく暮らせる家」でした。
しかし現実には──
理想を追い求めれば追い求めるほど、価格がどんどん膨らんでいく。希望を取り下げれば、コストは下がるけれど、どこか満たされない家になってしまう。
「本当に欲しいものを諦めてまで安さを取るべきなのか」「高いけれど、理想に近い家を選ぶべきなのか」この理想と現実の狭間で、何度も夫婦で話し合い、悩みました。
答えのない問いに向き合いながら、私たちは少しずつ、「自分たちにとって本陽に大切なことは何なのか」を整理していくことになったのです。
迷った末に見えた「自分たちの答え」
暮らしを支える強さと開放感――住友林業独自の「BF構法」
住友林業の独自工法「ビッグフレーム構法(BF構法)」は、通常の木造住宅では難しい「大きな開口部」を確保しながら、耐震性も高められる、非常にユニークな技術です。
現場見学の際に、実際のBF構法の柱を撮影してきました。

この太い柱があることで、従来の木造住宅では難しかった「大きな窓」や「吹き抜け空間」を設けても、しっかりとした耐震性能を確保できると知りました。
私たちは「自然を感じる家」を理想にしていたので、広い窓を安心して取り入れられるBF構法は、まさに理想的な技術だと感じました。
長く安心して暮らせる――アフターメンテナンスの手厚さとコストパフォーマンス
住友林業を選ぶにあたって、私たちが特に安心感を持てたのは、「引き渡し後もずっと家を守ってくれる」というアフターサポート体制でした。
住友林業では、初期保証30年+有償メンテナンスを受けることで最長60年保証まで延長できる仕組みが整っています。
定期点検も無理に高額な工事を勧めるのではなく、「必要なタイミングで、必要なメンテナンスだけ」を提案してくれるため、長期的に安心して家を維持していけるイメージが持てました。

確かに、住友林業の家づくりは初期コストが高めです。しかしその分、構造の強度や耐久性へのこだわりが非常に高く、「壊れにくい家」を最初からきちんと作る、という考え方が徹底されています。
その結果、「あとから大規模な修繕工事が必要になるリスク」や、「住んで数年で不具合に悩まされるストレス」を大幅に減らすことができるのです。
つまり、初期費用の高さにばかり目が行きがちですが、長期的に見れば、住み続けるためのランニングコストを抑えられる、というメリットがあります。
10年、20年、30年と家族とともに育っていく家だからこそ、「最初のコスト」ではなく「暮らし続けるコスト」に目を向けることが大切なのだと、住友林業の家づくりを通して感じました。
世界に一つだけの住まいを――自由度とデザイン性の高さ
住友林業を選んだ理由のひとつは、「設計の自由度」と「デザイン性の高さ」に大きな魅力を感じたことでした。
特に印象に残っているのは、契約前にもかかわらず、私たちを含む複数のお客様向けに設計説明会を開いてくれたことです。
この説明会では、実際の設計士さんが、これまでに手がけた実例をもとに、設計の進め方や、家づくりのこだわりポイントをとても分かりやすくプレゼンしてくれました。
実は、住友林業ではこのような契約前に設計担当者が直接説明する機会はあまり多くないそうで、会社としても珍しい取り組みだったと後から聞きました。
その場に立ってプレゼンしていたのが、のちに私たちの家づくりを担当してくださる設計士さんだったことも、私たちにとっては大きな安心材料となりました。
さらに私たちは、契約前の段階で、要望をもとに図面と3Dパースを作成してもらうことができました。
実際に作成してもらったパースがこちらです。

具体的な間取りと空間イメージを見ることで、「この家に住んだら、こんな暮らしができる」という未来が一気にリアルに感じられました。
また、私たちが細かく希望していた、「自然を感じる大きな窓」や「家族が緩やかにつながる動線」もしっかり取り入れていて、住友林業の設計力と自由度の高さに驚かされました。
建築中の今思うこと
不安が消えたわけじゃない
建築が進んでいく今でも、正直なところ、完全に不安が消えたわけではありません。
「完成してみたら思っていたのと違ったらどうしよう」
「本当に予算内で収まるかな」
「住み始めてから何か後悔することが出てこないかな」
このような不安は、ふとした瞬間に頭をよぎります。
人生で一度きりの大きな買い物。完璧に自信満々で進められる人なんて、きっとほとんどいないのだと思います。
でも、期待が不安を超えている
それでも、現場が少しずつ形になっていくのを見ていると、不安以上に、家づくりへの期待感がどんどん膨らんでいくのを感じます。
現場で見た大きな窓、木の香りがほんのり漂う空間、設計士さんと何度も話し合って決めた間取りやディテール。
「ああ、ここに家族の暮らしが生まれるんだ」と思うたびに、小さな不安は、だんだんと楽しみに変わっていきました。
完璧じゃなくても、「自分たちの想いがちゃんと詰まった家」ができつつあることに、素直に胸が高鳴っています。
住友林業を検討しているあなたへ
価格に迷ってもいい
住友林業の家づくりは、確かに高額です。
価格を見て、「本当に自分たちに必要なのだろうか」と迷うのは、当然のことだと思います。私たち自身、予算と理想の狭間で何度も何度も悩みました。
でも、今振り返ると、迷うことは決して悪いことではなかったと思っています。
迷うからこそ、「自分たちが本当に大切にしたいものは何か」「どんな暮らしを実現したいのか」を深く考えることができました。
価格に不安を感じたなら、無理に押し切らず、立ち止まって、自分たちの気持ちと向き合ってみてください。その時間が、必ず家づくりの土台になるはずです。
そんな時、もし誰かに整理を手伝ってもらいたいと感じたら【家づくり相談所】の無料相談を活用するのも一つの方法です。住宅業界に詳しいプロと一緒に、自分たちの理想や予算を整理できるので、迷いをスムーズに整理しやすくなりますよ。
迷った先に、自分だけの答えが見えてくる
私たちがたどり着いた答えは、「納得できる家を建てたい」というものでした。
住友林業には、高額な価格を正当化できるだけの理由と価値があると、自分たちの目で見て、体感して、心から納得できたからです。
迷った日々があったからこそ、選んだ道に自信を持つことができました。
どんな答えを出すにしても、大切なのは、“自分たちで納得できる選択”をすること。
そのために、迷うことを恐れず、たくさん情報を集めて、たくさん話し合って、自分たちの理想と現実をすり合わせていってほしいと思います。
あなたにも、あなた自身の「正解」がきっと見つかります。焦らず、じっくりと、あなただけの家づくりの答えを見つけてください。
もし「一人で悩むのが不安」「専門家のアドバイスも聞いてみたい」と思ったら【家づくり相談所】の無料相談を利用するのもいいかもしれません。第三者の視点を取り入れることで、自分たちの迷いをクリアにしてくれるかもしれませんよ。
次回は「間取りの打ち合わせの様子」を予定しています!お楽しみに!